コンソールで日本語入力

コンソールで日本語入力が出来るように設定する。

必要な環境

  • jfbterm

最低限これだけ。
unifont というフォントパッケージも必要だが、
Ubuntu では日本語入力環境をインストールしたときに同時に
インストールされるはず (確か…)

パッケージのインストール

今回の日本語入力環境の準備で必要なパッケージは次の通り。

これらをインストールすると自動的に uim-common やその他必要なデータがインストールされる。

$ sudo apt-get install uim-fep uim-anthy

特にここで問題になることは無い。

デフォルト入力メソッドの指定とキーバインドの変更

そのまま uim-fep を起動しても anthy しか入っていないならば
問題なく anthy が起動すると思われるが、
.uim ファイルを作成して個人設定をしておいた方が良い。


また、デフォルトではキーバインドが「半角/全角」または「Ctrl + 」になっているので、
好みのキーバインドに変更しておいた方が良い。

.uim

(define default-im-name 'anthy)
(define-key generic-on-key? '("<Control>\\"))
(define-key generic-off-key? '("<Control>\\"))

起動

$ uim-fep

これだけ。
あとは Ctrl + \ で日本語モードと直接入力モードを切り替えて使用すれば良い。

ひとりごと

コンソールでの日本語入力が出来る様になったわけだが、
vim を使う上で直接入力の環境と日本語入力の環境の入れ替えがかなり面倒。


コマンドモードに入ったら自動的に直接入力モードに入ったり、
入力モード時は自動的に前の状態を戻すとか。


キーバインドを変更する知識があれば問題ないのだが、
そこまでのvim知識は身に着けてないんだよなぁ・・・。

ネットワークドライブをコマンドプロンプトから登録・切断

サーバーのトラブルでネットワークドライブへのアクセスが上手く行かない状況になると
マイコンピュータを開くこともままならなくなる。

そこで、コマンドから切断する方法を調査してなんとか回避したのでその方法をメモ。

参考
http://support.microsoft.com/kb/308582/ja

ネットワークドライブの登録

ネットワークドライブの削除

> net use X: /delete

漢字の読みを調べる

読み方が分からない漢字に遭遇した場合、メモ帳(notepad.exe)を使用することで間単に調べることが出来ます。

1. メモ帳を起動

2. メモ帳に変換したい漢字をコピー&ペースト(書いても良いが・・・w)

3. 読み方を調べたい漢字を選択して、右クリック。一番下に「再変換」という項目があるので、それを選択。

4. 「変換対象のひらがな」 = 漢字の読み方


当然IMEが対応していなければ読み仮名は出てきませんが、
よく使う漢字(で読み方が分からないもの)については大体は調べられるでしょう。

参照
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NPC/20070523/271997/

今日のトラブル : CapsLock と Control の入れ替え

とりあえずインストール直後の状態なので
CapsLock がそのままになっており、使い辛い。


当然のことながら Control への置き換えをしたいので色々調べてみた。

Debian スレッドテンプレ などには

/etc/console-tools/remap

を以下の

s/keycode 58 = Caps_Lock/keycode 58 = Control/;

の行のコメントを外して

$ sudo /etc/init.d/console-screen.sh restart

という手順で置き換わるらしいのだが・・・駄目だった。

試行錯誤

ひとまず

/etc/init.d/console-screen.sh

の中身を見てみると

dumpkeys

というコマンドがあるので、man で調べてみる。
そうするとキーマップのダンプが出来るらしいので
console-screen.sh を参考にして段階的にテストをしてみる。


まずは

$ sudo dumpkeys < /dev/tty1 | sed /etc/console-tools/remap

を実行。
が、コンソールにダラダラと文字列が流れてしまい全く肝心なところが分からず。
なので、

$ sudo dumpkeys < /dev/tty1 | sed /etc/console-tools/remap | grep 58 | less

で出力を見てみる。

keycode 58 =

となっている。
ただ、それに続く「Caps_Lock + (他のキー)」の部分は「Control + (他のキー)」に置き換わってる。

それならと /etc/console-tools/remap の中身を追加

s/keycode 58 = /keycode 58 = Control/;

で、変更を見てみる。

$ sudo dumpkeys < /dev/tty1 | sed /etc/console-tools/remap | grep 58 | less

うん、ちゃんと代わってる。


それでは、と console-screen.sh を実行

$ sudo /etc/init.d/console-screen.sh restart

・・・んー、変わってない。

解決編

それならと他に色々と検索するうちに kbd というパッケージがあることが分かった。

kbd - Linux console font and keytable utilities

で、その kbd が現状入ってるのか参照してみる。

$ dpkg -l | grep kbd

反応なし。


ないならインストール。

$ sudo apt-get install kbd

・・・と? 削除項目に「console-tools ubuntu-minimal」というのが出ている。
もしかして vim に対する vim-tiny の様に
ユーティリティがフルパッケージで入ってないのかも。
それなら尚更インストールせねば!! ってことでインストール完了。


kbd の使い方を探してみると・・・

参考
http://d.hatena.ne.jp/knagano/20070704

ファイル /etc/default/console-setup に赤字部分を追記

XKBOPTIONS="grp:alt_shift_toggle,lv3:ralt_switch,grp_led:scroll,ctrl:nocaps"

$ sudo /etc/init.d/console-setup restart
$ sudo /etc/init.d/keyboard-setup restart

で、OKの模様。
早速実行すると、CapsLock は Control に置き換わったみたい。


いやー、つーかここまでの設定で Control が使えないことに本当にイライラしたんですが。